シャドーイングほんと難しいな。。もうどう対策していいのかもわかんないぞ。。
このまま続けても上達する気配ないわ。。できない原因、何か見落としてるのかしら。。？
今回の記事ではそんなお悩みにお答えします。
シャドーイング学習は、”コツを知り正しい手順で継続さえすれば”誰でも短期間でできるようになります。
シャドーイングは上手に活用すれば圧倒的な効果が期待できますがとてもコツのいる英語学習法です。
間違ったやり方で継続しては結果がでないだけでなく英語が嫌いになったり挫折の要因にもなるので気をつけましょう。
- シャドーイングができない理由と解決策
- シャドーイングで失敗しない為のコツ16選
- シャドーイング学習のメリットと効果を最大限に発揮する方法
この記事を読むことで、シャドーイングを成功させる為のコツや効果的な学習手順がわかるようになります。
英語音声のすぐ後を追いかけるように復唱していく英語学習法です。
この記事の内容を意識して実践すれば短期間でシャドーイングができるようになります。
コツさえ掴めばあとはひたすら継続するだけなので、その後は英語力がグングン伸びていくことを実感できるでしょう。
以下の内容でわかりやすくお伝えしていきます。
もくじ
シャドーイングが難しくてできない6つの理由
シャドーイングが難しい、できない、と感じる理由を把握しましょう。
できない原因がわかれば対策が打てます。
- 英単語や英文法の基礎知識が足りない
- 英語の発音を聞き取れない
- 英語の発音ができない
- 聞いた英語を語順通りに理解できていない
- マルチタスクが苦手
- シャドーイング学習を始めたばかり
順番に見ていきましょう。
英単語や英文法の基礎知識が足りない
英語の基礎知識が不十分だとシャドーイングはできません。
聞き取った英語の意味を理解する必要があるので最低限の文法構造は知っておきましょう。
でもシャドーイングって音についていくだけだろ？内容を理解しなきゃいけないのか？
はじめのうちは必ずしも意味を理解する必要はありませんが、内容を理解しないで音だけを100%真似ることはとても難しいです。
話の流れや文の構造は英語のリズムに影響を与えるので、音声の内容を把握することはシャドーイングをスムーズにこなす為の重要な要素です。
英語の発音を聞き取れない
英語の発音をしっかり聞き取れないとシャドーイングはできません。
発音を聞き取れないということは英語の音の変化を知らないということです。
たとえば、
get up (起きる)
このフレーズの発音は”ゲット アップ”ではなく、“ゲラップ”です。
こうゆう音に変化することを知らないとたしかに聞き取れないわね。。
この変化を”知らない”とゲラップと聞いた時にget upだとわからないですね。
英語の発音ができない
英語の正しい発音がわからないとシャドーイングはできません。
発音のしかたがわからないと音声と同じ音を出せないのでシャドーイングについていくことができないのです。
発音方法がわからないと真似できないから音声をただ聞いてるだけになっちまうよな
英語が聞き取れてもシャドーイングができないケースはこれが原因ですね。
聞いた英語を語順通りに理解できていない
英語の音声を聞いた順に理解していかないとシャドーイングはできません。
英語と日本語は語順が違うので混乱しますね。。
- S(subject / 主語)、V(verb / 動詞)、O(object / 目的語)
例えば、
→ 日本語：私は 寿司が 好きだ
→ 英語 ：I like Sushi (私は 好きだ 寿司が)
英語はSVO型に対して日本語はSOV型です。
語順が違うから、日本人は英語をスムーズに理解するのが難しいのね。。
日本語の語順だと最後は動詞(V)になることが多いので文脈を戻って理解しようとしがちですが、音声は進むのでついていけなくなります。
マルチタスクが苦手
シャドーイングは複数のことを同時にこなす能力が求められるので、マルチタスクが苦手な方は難しいと感じるでしょう。
耳で聞いて意味を理解すると同時にしゃべらないといけないもんな
音声に集中すると発音がおろそかに、逆に発音に集中すると音声を聞くのがおろそかになってしまいます。
自分の発する英語と音声の英語が常にかぶるのでマルチタスクが得意で無い方にはストレスかもしれません。
しかしこの点に関しては、“慣れ”により克服できるケースも多いです。
シャドーイング学習を始めたばかり
シャドーイングはコツのいる英語学習法なので、慣れるまでにはある程度の期間が必要です。
個人差はありますが、例えば1日30分のシャドーイングなら10日ほどで特徴が掴めてきて、時間をかけて徐々にできるようになるでしょう。
始めたばかりじゃできないのも当然よね！
3ヶ月ほど継続すると目に見えて効果が実感できるようになります。
その他、シャドーイングについていけない理由やその解決策に関して、以下の記事でも書いているので参考にしてください。
次に、シャドーイングを成功させるために欠かせない条件ついてお伝えします。
シャドーイングができない人へ伝えたい成功の秘訣
シャドーイング学習を成功させるために必要なことは以下の3つです。
最低限この3つをおさえて継続していけばシャドーイングの効果を徐々に実感できるでしょう。
- 英語の基礎知識をつける
- 英単語の正しい発音やアクセントを知る
- 音の変化や繋がりを知る
順番に見ていきます。
英語の基礎知識をつける
英語の基礎を理解することはとても重要ですが難しい英文法を全てマスターする必要はありません。
最低限必要な文法は中学英語で十分です。
中学で習った簡単な英文法を復習するんだな
こちらの書籍は必要最低限の英文法を効率良く学ぶことができるのでおすすめです。
英単語の正しい発音やアクセントを知る
英単語の発音方法やアクセントの位置を知ることで確実に英語を聞き取り、自らも正しい英語を発音できます。
英語が聞き取れればシャドーイングでついていくのも
正しい発音を知るにはネイティブの英語を聞くことに加えて発音記号の理解も重要です。
こちらの書籍は発音記号について英語初心者でもわかりやすく書かれているのでおすすめです。
音の変化や繋がりを知る
英語特有の音の変化や繋がりを知ることで英語の音声を無理なく聞き取れるようになります。
この音の変化は英語のリエゾンと言って5種類の音変化があります。
- 連結 (Linking)
→ 単語同士が連結して発音される - 同化 (Assimilation)
→ 隣り合う音同士が影響を受けて音声変化や音の挿入が起こる - 脱落 (Reduction)
→ あるべき音が発音されない、聞こえなくなる - はじき音 (Flapping)
→ T や D が”ら行”のように発音される - 短縮 (Contraction)
→ 単語が弱く短く発音される
おれたちが英語を聞き取れないのはコイツらが原因だな。。
つまり、これらのリエゾンを理解して英語特有の音の変化を知っておけばシャドーイングで英語音声にスムーズについていけるようになります。
例えばこちら、
cup of coffee (一杯のコーヒー)
このフレーズの発音は”カップ オブ コーヒー”ではなく、“カッパヴコーフィ”です。
英語の音にどんな変化が起こるのか知ることが大切です。
次に、シャドーイングの効果的なやり方についてお伝えします。
シャドーイングができない人へ伝えたい効果的なやり方
実際にシャドーイング学習をするときのおすすめ手順について説明していきます。
- シャドーイングの効果を上げる事前準備
- シャドーイング学習のおすすめ手順
順番に見ていきましょう。
シャドーイングの効果を上げる事前準備
実はシャドーイングは本番よりも事前準備のほうが大切だったりします。
- 十分な内容理解
- 音の確認
シャドーイングに使用する教材を決めたら、まずはテキストを読み込み全ての内容を100%理解しましょう。
精読といって、テキストを読み込んでわからない単語や文章などを徹底的に調べます。
とにかくシャドーイング音声の内容をぜんぶ理解するのね！
文法のチェックも徹底しておこない”わからない”をなくしましょう。
内容が理解できたら、次は“ディクテーションと音読”を活用して音の確認です。
ディクテーションとは音声の聞き取れた箇所を書き出していく作業ですね。
間違っててもかまわないからどんどん書き出すんだな
テキスト全体のディクテーションを5~10回ほど繰り返したあと、テキストを見ながら音声を聞いて答え合わせをします。
その教材に出てくる音を一通り確認した後は、テキストを見ながら音読をしましょう。
実際に声に出して読んでいくのね
これで事前準備は完了なので、次は実際にシャドーイングをしていきます。
これらはシャドーイング学習の事前準備ですが、準備に手間取りシャドーイングをする前に挫折してしまうのは本末転倒なので気をつけましょう。
臨機応変に、シャドーイングの合間に実施するのも良いでしょう。
シャドーイング学習のおすすめ手順
ここまでの準備を終えることで、教材の内容はほぼ頭に入っていると思います。
シャドーイング本番では英語のリズムや正しい発音などを意識して実践していきましょう。
少しづつ、確実に、シャドーイングしていこうぜ
あらためて以下の手順で進めていきます。
まずはテキストを見ずに音声を5回程度繰り返して聞きます。
テキストを目で追いながら5回程度繰り返して聞きます。
10回程度、音声と重なるように声を出していきましょう。
これをオーバーラッピングといいます。
テキストを見ないで、音声の少しあとを遅れてついていくように声を出します。
前述した事前準備がしっかりとできていればスムーズに取り組めると思います。
事前準備が終わっていなければ、シャドーイングをしながら内容と音の確認も並行しておこないましょう。
シャドーイングの前にオーバーラッピングで練習するのね！
STEP.4まできたら、シャドーイングをひたすら繰り返しましょう。
最終的には、誰かに話している感じで全体の9割ほどスムーズにシャドーイングできるようになればゴールです。
シャドーイングとオーバーラッピングの違い
シャドーイングとオーバーラッピングの違いは発話のタイミングです。
- シャドーイング
→ 音声に少し遅れてついていく - オーバーラッピング
→ 音声と同時に発話する
なので、シャドーイングは基本テキストを見ないでおこないますが、オーバーラッピングはテキストが無いとできません。
まずはオーバーラッピングで慣れるんだな
シャドーイングの前に、オーバーラッピングで英語のスピード感とリズム感を掴んでおきましょう。
2種類のシャドーイングを理解する
細かく分けると、シャドーイングには”プロソディシャドーイングとコンテンツシャドーイング”の2種類があります。
- プロソディシャドーイング
【音声を正確に再現するシャドーイング】
→ 英文の内容がわかっていなくてもよく、とにかく音についていく - コンテンツシャドーイング
【文章の意味を理解するシャドーイング】
→ シャドーイングの最中も頭の中で英文の意味をしっかりと追う
一見、プロソディシャドーイングのほうが簡単そうに見えますが、意味をまったく理解しないで音だけを頼りにシャドーイングするのも大変です。
最終的には意味も理解しなきゃいけないから、どこから始めるかよね
何度か試してみて自分のやりやすい方法でシャドーイングに挑戦してみてくださいね。
最終的にはテキストを見ないでやるべき理由
シャドーイング学習を進めるうえで教材のテキストを有効活用しますが、最終的にはテキストを見ずに耳からの音声情報のみでシャドーイングします。
いつまでもテキストを見ながらやると、
- リスニングに集中できない
- 先の文章を目で追ってしまう
- カタカナのイメージが邪魔をする
- 他の事をしながら学習できない
視覚情報があることの不都合は多いんだな
シャドーイングに慣れてテキストを見ないでできるようになると、何か他の事をしながら学習できるので一石二鳥ですね。
難しくてできない？シャドーイングで失敗しない為のコツ16選
ここで紹介している事を意識するだけでシャドーイングがうまくできるようになります。
シャドーイングで悩んだら目を通してみてください。
- 音声を徹底的に真似る
- 音を聴くことを優先する
- ネイティブスピーカーの音声を使用する
- 自然な英語スピードのものを使用する
- 音の強弱を意識する
- 感情を込める
- 鏡の前や人形に向かっておこなう
- 同じ教材を繰り返す
- 自分の英語レベルに合った教材を使う
- 興味のあるジャンルを選ぶ
- 一文ずつ練習する
- 最終的にテキストの内容を100%理解する
- 日本語でシャドーイング練習
- 自分の声を録音して活用する
- リラックスした状態でおこなう
- 毎日継続する
順番に見ていきましょう。
音声を徹底的に真似る
流れてくる英語音声は発話のテンポや息継ぎの箇所まで徹底的に真似しましょう。
音声に合わせて時には淡々と機械的に発話していきます。
音声にただついていくだけじゃなくて100%コピーするつもりでやるわ！
知っている単語やフレーズでも自己流の発音はNGです。
音声の人になりきってシャドーイングすることでネイティブの自然な会話リズムが身につきます。
音を聴くことを優先する
シャドーイングでなによりも優先すべきことは音声を聴くことです。
注意深く聞き取る努力をしてリスニング力を鍛えるのを最優先に考えましょう。
音声についていくことに集中しすぎるのは禁物だな
音に集中するため音量の目安は、
6 (英語音声)：4 (自分の声)
これくらいを意識するとシャドーイングがしやすいです。
音量を調整する際は、音声を上げるよりも自分の声を抑えるようしたほうが耳への過度な負担を避けられ無理のないバランスが掴めやすいです。
ネイティブスピーカーの音声を使用する
シャドーイングで使用する音源はネイティブスピーカーのものを使いましょう。
幅広い英語力を身につけるため、年代や性別が異なるものを複数シャドーイングするのがおすすめです。
ネイティブ音声でいろんな属性のものを試してみたいわね！
アメリカで話される”アメリカ英語”やイギリスやオーストラリアなどで話される”イギリス英語”を意識して分けて取り組むと違いが理解できるのでおすすめです。
自然な英語スピードのものを使用する
シャドーイングで使用する音源は自然な英語速度のものを使いましょう。
音声の倍速やスロー再生はあまりおすすめできません。
身につけたいのはネイティブスピーカーの話す一般的な英語だもんな
速度調整は英語学習のテクニックとして有効な場合もありますが、シャドーイングではあくまで通常速度に慣れることを目的としています。
音の強弱を意識する
英単語やフレーズのアクセントの箇所を意識してシャドーイングしましょう。
“アクセント”とは強く発音する箇所のことです。
例えば、
- Important
発音記号 (米国英語)：ɪmpˈɔɚtnt
“重要な”を意味する英単語(インポータント)ですが、アクセントをつける箇所は”ポー”の部分です。
インポータントと、アクセントをつけて発音する必要があります。
日本語にはアクセントほとんど無いからついつい忘れちゃうわ！
英語が通じない原因はアクセントをつけなかったり、つける位置を間違えていたりする場合も多いですね。
日本語のように平坦な発音だとネイティブスピーカーには聞き取ることができないです。
感情を込める
シャドーイングを上手におこなうには英語音声を徹底的にコピーすることだと前述しました。
音声に感情が含まれている場合はこれも完璧に真似しましょう。
例えば、話し手が怒ってるならこっちも荒らげた声で徹底的に真似するぞ
このときジェスチャーなども使って体全体で表現すると気分が乗るのでおすすめです。
鏡の前や人形に向かっておこなう
鏡に映った自分やぬいぐるみなどに向かってシャドーイングすることで、実際に誰かと話をしている感覚になります。
擬似的に人と話している感覚になると少しだけ緊張感が出るので良い刺激になるでしょう。
誰かと英会話している状況に少しでも慣れたいもんね！
毎回ではなく10回や20回に1度おこなうと効果は高いです。
同じ教材を繰り返す
シャドーイング学習では新しい教材を次々に進めるのではなく、同じ教材をある程度繰り返すことが重要です。
一つの教材の中に出てくる英単語やフレーズを完全に自分のものにすることが目標ですね。
何度も繰り返して脳に定着させるんだな
全体の90%以上をスムーズにシャドーイングできるようになればゴールです。
個人差や英語力にもよりますが、一つの教材を50回~100回程度はシャドーイングするとその教材の英語を自分のものにできます。
自分の英語レベルに合った教材を使う
自分のレベルに合った教材を使わないと英語が嫌いになったり挫折の原因になるので注意しましょう。
教材の音声を軽く聞いてみて単語が8割程度聞き取れるものを選ぶのがおすすめです。
単語や文章の意味は後で調べれば良いので、この時点でわからなくても問題はありません。
“全体的な意味はよくわかんないけど出てくる単語自体は知ってる…”くらいの温度感ね
自分には少し簡単すぎるくらいの教材からはじめて、徐々に難易度を上げていきましょう。
興味のあるジャンルを選ぶ
モチベーションが続かないとシャドーイング学習が継続できないので教材のジャンル選びは重要です。
自分の得意なジャンル好きなジャンルを積極的に選ぼうぜ
インターネットが普及した現代、多種多様なジャンルの教材を簡単に入手できますね。
一文ずつ練習する
シャドーイングに慣れないうちは一文づつ区切っておこなうと良いでしょう。
2~3の文章を繋げた長いものは短く区切って徐々に慣らしていくのがおすすめです。
最初から長文にチャレンジして挫折しちゃうケースって多いみたいよ。。
初心者のうちはシャドーイング音声全体が30秒程度のものからはじめると無理がないでしょう。
最終的にテキストの内容を100%理解する
シャドーイングは音声に遅れずついていくことが目的ですが、最終的には音声の内容は完全に把握します。
内容を理解することもスムーズなシャドーイングに影響するからです。
話の文脈や文法構造は英語のリズムに関わるんだよな
文章の意味やニュアンスも含めてしっかりと理解したものを繰り返しシャドーイングしましょう。
日本語でシャドーイング練習
シャドーイング学習自体に慣れる為、シャドーイングの特性を理解する為、慣れ親しんだ日本語で練習してみるのも良いです。
いきなり英語でやって挫折したくないもんね！
やってみるとわかりますが、シャドーイングは日本語でも結構難しいです。。
自分の声を録音して活用する
自分のシャドーイング音声を録音して分析することで改善ポイントが明確になります。
- 正しく発音できているか
- 強弱はついているか
- どの部分で言葉に詰まっているか
録音した自分の音声をオリジナル音源と比較して苦手な部分を洗い出します。
どの部分に力を入れて改善するべきか見えてくるな
定期的に録音して自分のシャドーイングを確認してみると成長も見えてモチベーションアップにも繋がりますね。
リラックスした状態でおこなう
シャドーイングはとても集中力の必要な英語学習法です。
“聞く / 理解する / 話す”のマルチタスクをこなすためにはできるだけリラックスした状態が望ましいですね。
リラックスできる環境を意識して作りましょ
リラックスできる静かな場所でおこないたいですね。
毎日継続する
シャドーイングの毎日継続は決して軽視できません。
例えば、毎日欠かさず10分間のシャドーイング学習をする人と週末にだけ1時間する人では圧倒的に前者のほうが効果が高いです。
というより、週末だけやってもほとんど効果は無いと思いましょう。。
毎日少しづつでも確実に継続したほうが良い結果に繋がるんだな
“脳の定着率”や”忘却曲線”など、ここでは細かく書きませんが毎日継続しないことはとても不利になると覚えておきましょう。
圧倒的な効果が実感できるシャドーイング学習のメリットとデメリット
英語を学ぶうえでシャドーイングはとても有効な学習方法です。
メリットとデメリットをまとめてみました。
- シャドーイングのメリット
- シャドーイングのデメリット
順番に見ていきましょう。
シャドーイングのメリット
まずはシャドーイングの素晴らしいところについてまとめました。
ネイティブの英語速度についていけるようになる
シャドーイング学習を継続することで、自然な英語スピードに無理なくついていけるようになります。
ネイティブの英語はとっても速いから心配だわ。。
ネイティブスピーカーの英語速度のすぐ後を追いかけて発声するのは最初は大変ですが徐々に慣れてきます。
ネイティブの発音が聞き取れるようになる
ネイティブスピーカーの正しい発音を知り、聞き取れるようになります。
ネイティブの正しい発音をシャドーイングでそっくり真似るんだ
今までに聞いたことのない音は絶対に聞き取れないので、シャドーイングを通じてネイティブの音をたくさん知ることが大切です。
英語の音の変化や繋がりに慣れる
英語には、日本語には無い音の変化が起こります。
たとえば、
What are you doing? (なにしてるの？)
このフレーズの発音は”ワット アーユー ドゥーイング”ではなく、“ワラーユードゥーイン”です。
単語が繋がる時に音が変化したり消失したりします。
たしかに、、これが私たちを苦しめる原因よね。。
ネイティブの音声をシャドーイングすることで、この変化を学ぶことができます。
繰り返しますが、知らない音や聞いたことのない音は絶対に聞き取れません。
英語が口をついて出てくるようになる
英語は瞬発力が大切です。
シャドーイングは英語音声に対してテンポよく英語を発していくので良い練習になります。
シャドーイング学習は英語が”とっさに出てくる感覚”への近道だ
英語の発音が良くなる
ネイティブの発音を真似しているうちに口内の筋肉が発達して英語の発音が良くなります。
最初は難しかった発音がだんだんできるようになってくる感覚嬉しい！
いろんな教材でたくさんの種類の発音にふれましょう。
英語を発することに慣れる
シャドーイングではたくさんの英語を発するので、嫌でも英語の発話に慣れてきます。
これだけ多くの英語を発するのはシャドーイングならではだよな
外国人とコミュニケーションを取る際、”英語の発話に慣れている”ということはそれだけで大きな安心感に繋がります。
英語の文法力が身につく
ネイティブスピーカーの会話やスピーチを題材にすることで正しい英文法を学ぶことができます。
ネイティブが使う間違いのない文法表現を身につけられるわ！
英語の語彙力が上がる
教材に出てくる英単語は意味や使い方も含めてしっかりと理解する必要があるので、シャドーイングをこなした分だけ語彙力は上がります。
知らない単語をどんどん吸収できるから英語力の底上げになるぞ
英語を理解するスピードが上がる
シャドーイング学習を継続していくと英語を英語のまま理解できるようになります。
“英語をまず日本語で理解する(訳す)”をしているとテンポ良く英会話できないので、
英語を聞く → イメージで理解 → 英語で返す
このように日本語を挟まないで理解できるとスムーズなコミュニケーションが取れるようになります。
たとえば、”I eat an apple” と聞いたら、”私はりんごを食べる”と日本語に訳すのではなく、”りんごを食べてる人”をイメージする感覚です。
シャドーイングで英語ネイティブの感覚を身につけてみせるわ！
音声の内容をしっかり理解してシャドーイング学習を継続することで英語の瞬発力が上がります。
シャドーイングのデメリット
次に、シャドーイングで気をつけるべきところについてまとめました。
場所を選ぶ
シャドーイングは声を発する学習法なので、周りに人がいない場所でおこなうのが一般的です。
シャドーイングやるならしっかりと場所を確保して一人の空間でやろうな
外出先や移動時間など”気軽に”できるものではありません。
準備不足だと挫折の原因になる
シャドーイングはコツがいる学習法です。
英語初心者が一切準備をせずシャドーイングに挑戦するのはおすすめしません。
シャドーイングの特性を理解してしっかり準備してから挑むわよ！
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シャドーイング学習におすすめな教材
どんな教材がシャドーイングに向いているかに触れます。
インターネットが発達した現代、シャドーイング学習に便利な教材は簡単に入手できるようになりました。
- 洋書でシャドーイング
- 映像でシャドーイング
- スマホアプリでシャドーイング
- シャドーイングで活用したいアイテム
順番に見ていきましょう。
洋書でシャドーイング
こども向けの洋書や絵本はシャドーイング学習におすすめの教材です。
比較的簡単な英単語や文章内容のものが多いので、無理なく始めることができてシャドーイング初心者に最適です。
外国のこども向けに作られたものだから文章がシンプルでがわかりやすくていいな
注意点として、必ず音声付きのものを選びましょう。
音声付きの電子書籍が便利です。
映像でシャドーイング
アマゾンプライムビデオやネットフリックスなどの動画配信サービスがとても便利です。
英語字幕がついている作品を選びシャドーイング学習に活用しましょう。
早送りや巻き戻しも簡単にできるからシャドーイングにとても便利ね！
無料でやるなら”Youtube”が字幕機能も使えて非常に優秀です。
CNNやBCCなど外国のニュース番組やTED Talksなどのスピーチ番組でシャドーイングするのがおすすめです。
スマホアプリでシャドーイング
シャドテンをはじめとしたスマホアプリの活用は外出先でもできるのでおすすめです。
スマホとイヤホンさえあればいつでもシャドーイング学習ができます。
シャドーイングができるスマホアプリはたくさんあるから自分に合うものを選ぼうな
気軽にできるという点ではこれに勝るものはありませんね。
シャドーイングで活用したいアイテム
シャドーイング学習の際にぜひ活用していただきたい有用なアイテムを紹介します。
私が実際に使用して効果を感じたおすすめアイテムです。
- シャドーイングにおすすめの参考書
- シャドーイングにおすすめのイヤホン
- シャドーイングにおすすめのヘッドホン
シャドーイングにおすすめの参考書
シャドーイング学習のノウハウを得るためにおすすめな書籍を2冊紹介します。
いずれもシャドーイングについて体系立ててわかりやすく解説されている良書です。
冒頭で紹介した2冊もあらためて紹介します。
正しい発音を身につけるためにはこちらの書籍がおすすめです。
すべての英語発音の仕組みが理解でき実践ですぐに役立てることができます。
英文法の学び直しはこれ一冊で十分です。
中学英語で基礎をしっかり固めればいかなる状況でも応用が効くようになります。
シャドーイングにおすすめのイヤホン
私の愛用しているこちらのソニー製イヤホン【WF-1000XM4】をおすすめします。
- Bluetooth接続
→ 完全ワイヤレスで線が邪魔にならない - 8時間の連続再生が可能
→ 付属ケースも併せて最大36時間使用可能 - ワイヤレス充電対応
→ 置くだけで充電できる - 急速充電対応
→ 5分充電で60分使用可能 - IPX4相当品質
→ 雨や汗に強い防滴性能 - 高性能ノイズキャンセラー搭載
→ 業界最高クラス - ハイレゾ級高音質
→ LDAC対応 - カラー展開は2色
→ ブラックとプラチナシルバー
本機は高性能なノイズキャンセラーが搭載されているので、周囲の雑音を気にせずにシャドーイング学習に集中することができます。
もちろん、シャドーイング以外でも抜群の高音質が楽しめます。
シャドーイングにおすすめのヘッドホン
続いて、こちらも愛用しているソニー製ヘッドホン【WH-1000XM5】を紹介します。
私はイヤホンもヘッドホンもどちらもソニー製ですが、ソニーの音作りとノイズキャンセラーは秀逸です。
- Bluetooth接続
→ 完全ワイヤレスで線が邪魔にならない - 30時間の連続再生が可能
→ ノイズキャンセラーOFF時は最大40時間使用可能 - 快適なフィット感
→ 長時間身に着けても疲れにくいソフトフィットレザー - 急速充電対応
→3分充電で3時間使用可能 - マルチポイント機能
→ 2台機器間の接続切り替えが自動 - 高性能ノイズキャンセラー搭載
→ 業界最高クラス - ハイレゾ級高音質
→ LDAC対応 - カラー展開は3色
→ ブラックとシルバーとミッドナイトブルー
前述したイヤホン同様、業界最高クラスのノイズキャンセラー機能が搭載されているのでシャドーイング学習にはとても効果的です。
シャドーイング学習をストレス無く効果的におこなう為にはイヤホンやヘッドホンの活用を強くおすすめします。
スピーカーから流す音声では自分の声との音量調整が難しく、自分の声が邪魔で音声が聞こえにくいので効果的にシャドーイングできないのです。
自分の声に邪魔されず効果的にシャドーイングする為には以下の記事も参考にしてみてください。
自分の学習スタイルに合う？シャドーイングはこんな人におすすめ
最後に、シャドーイング学習がおすすめな人についてお伝えします。
以下に当てはまる人はシャドーイング学習を試してみることをおすすめします。
- リスニング力を上げたい
- スピーキング力を上げたい
- 英語発音を改善したい
- ネイティブの英語スピードに慣れたい
- 英語のリズムを身につけたい
これらの項目に当てはまっていると感じた方はシャドーイング学習を継続することで満足な結果を得られるでしょう。
一つでも当てはまれば検討、複数当てはまったら行動だ
その際は、”シャドテン”や”オンライン英会話”を組み合わせることでシャドーイングの効果は倍増するので必要に応じて検討してみてください。
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まとめ シャドーイングが難しくてできないときの解決策
今回はシャドーイングに失敗しない解決策についてお話しさせて頂きました。
記事の内容をまとめると、
- シャドーイングができない理由と解決策
- シャドーイングで失敗しない為のコツ16選
- シャドーイング学習のメリットと効果を最大限に発揮する方法
シャドーイングは英語のインプットとアウトプットを効果的におこなえるとても優秀な英語学習法です。
特徴を知り上手に活用することで短期間で大きな伸びを実感できるでしょう。
シャドーイングの圧倒的なメリット、よくわかったぜ
コツを意識して正しい手順で効率良くシャドーイングするわ！
そして、シャドテンやDMM英会話を併用することでシャドーイングの効果が倍増します。
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ここまで読み進めて頂きありがとうございました。
